Fishby LogoFishby

日本竹梭

安全

Saurida undosquamis

別名: マエソ, Brush-tooth lizardfish, Largescale lizardfish

写真はありますか?Fishbyアプリで瞬時に魚を識別できます。

アプリを開く

説明

日本竹梭(Saurida undosquamis)は、ヒメ目エソ科に属する底生魚の一種です。体は細長く円筒形で、口は大きく、鋭い歯が特徴です。主に砂泥底に生息し、小魚や甲殻類を捕食します。食用魚として利用され、練り製品の原料となることが多いです。

身体的特徴

体形
elongated
体色
背側は褐色から灰褐色で、腹側は銀白色。体側には不明瞭な暗色の斑点や横帯が見られることがあります。
うろこのタイプ
ctenoid
口の位置
terminal
特徴的な部位
細長い円筒形の体, 大きな口と鋭い歯, 背鰭と尾鰭の間に小さな脂鰭を持つ, 側線は直線的
背びれ
1基の背鰭と、その後方に小さな脂鰭を持つ。背鰭は比較的大きく、10-12本の軟条からなる。
尾びれ
二叉型で、上下の葉はほぼ同じ長さ。
胸びれ
比較的短く、体側の中央よりやや下方に位置する。
特徴的なひれ
腹鰭は胸鰭よりも後方に位置し、7-9本の軟条からなる。

識別のコツ

体形

細長く円筒形で、他のエソ科魚類と比較してややスリムな印象を与えます。

口と歯

口は大きく、上顎の後端は目の後縁を越えます。両顎には鋭い円錐歯が密生しています。

脂鰭の有無

背鰭と尾鰭の間に小さな脂鰭があることが特徴です。これはエソ科魚類に共通する特徴です。

体側の斑紋

体側には不明瞭な暗色の斑点や横帯が見られることがありますが、個体差が大きいです。

鱗

体は比較的大きな櫛鱗で覆われています。

生息地

水質タイプ
saltwater
生息水深
水深10mから350mの範囲に生息しますが、主に水深50mから150mの砂泥底に多く見られます。
環境
大陸棚や大陸斜面上の砂泥底。単独または小規模な群れで底層を遊泳します。
分布域
インド太平洋の熱帯から温帯域に広く分布します。日本では、北海道南部以南の日本海、太平洋沿岸、東シナ海、南西諸島に生息します。

アクアリウム情報

  • 飼育難易度: expert
  • 性格: aggressive
  • 食性: carnivore
  • 最小水槽サイズ: 500L
  • 水温: 22-26°C
  • pH値: 8.1-8.4
  • 硬度: 8-12 dKH
  • 混泳の相性: 同種または非常に大型で攻撃性の低い魚との混泳は可能ですが、小型魚や温和な魚との混泳は避けるべきです。単独飼育が推奨されます。
  • 特別な注意点: 広い遊泳スペースと隠れ家となる砂底が必要です。生餌または冷凍餌を好みます。水質管理には特に注意が必要です。

野生での情報

  • 保全状況: least concern
  • 旬の時期: 年間を通して漁獲されますが、特に夏から秋にかけて漁獲量が増加します。
  • 市場価格: 中程度
  • 商業的重要性: medium
  • 味: 淡白でクセがない
  • 食感: やや柔らかく、小骨が多い
  • 調理法: すり身(練り製品), 唐揚げ, 塩焼き, 干物
  • 栄養価: 高タンパク質、低脂肪。DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸も含まれる。

重要な事実

練り製品の主要原料interesting

日本竹梭は、その淡白な身質から、かまぼこ、ちくわ、さつま揚げなどの練り製品の主要な原料として利用されています。

底生性の捕食者behavior

砂泥底に潜んで獲物を待ち伏せする底生性の捕食者であり、小魚や甲殻類を素早く捕らえます。

広範囲な分布interesting

インド太平洋の広範囲に分布し、特に東南アジアや日本の沿岸域で多く見られます。

脂鰭を持つ魚interesting

サケ科魚類などと同様に、背鰭と尾鰭の間に小さな脂鰭を持つことが特徴です。

安全情報

安全
  • 安全レベル: safe
  • 有毒: いいえ
  • 食用性: edible
  • 取り扱いに関する注意: 鋭い歯を持つため、生きた個体を扱う際には注意が必要です。釣り上げた際には、プライヤーなどを使用してフックを外すことを推奨します。

類似種

トカゲエソ

Saurida tumbil

トカゲエソは日本竹梭よりも体色がやや暗く、体側の斑紋がより明瞭な傾向があります。また、トカゲエソの胸鰭は日本竹梭よりも長く、鰓蓋の後縁を越えることが多いです。

ワニエソ

Saurida wanieso

ワニエソは日本竹梭よりも大型になり、体色がより褐色が強く、体側の斑紋は不明瞭です。また、ワニエソの口は日本竹梭よりもさらに大きく、下顎が上顎よりもわずかに突出する傾向があります。

ミナミアカエソ

Saurida microlepis

ミナミアカエソは日本竹梭よりも鱗が小さく、体色が赤みを帯びることがあります。また、ミナミアカエソの胸鰭は日本竹梭よりも短いです。

学名分類

界
動物界
門
脊索動物門
綱
条鰭綱
目
ヒメ目
科
エソ科
属
エソ属
種
Saurida undosquamis

日本竹梭を詳しく見る

どこでも魚を識別

iOS、Android、Webで無料。写真識別、詳しい種の情報などが揃っています。

アプリで開く