Fishby LogoFishby

ブラックスポットスナッパー

安全

Lutjanus fulviflamma

別名: ブラックテールスナッパー, フレイムテールスナッパー, ゴマフエダイ

写真はありますか?Fishbyアプリで瞬時に魚を識別できます。

アプリを開く

説明

ブラックスポットスナッパー(Lutjanus fulviflamma)は、フエダイ科に属する中型の海水魚です。インド太平洋の熱帯および亜熱帯海域に広く分布し、特にサンゴ礁や岩礁域に生息します。体側中央に特徴的な黒い斑点を持つことからこの名が付けられました。若魚は汽水域にも見られます。食用魚として商業的に漁獲され、地域によっては重要な漁業資源となっています。

身体的特徴

体形
compressed
体色
体色は銀白色から淡い黄色で、腹部はより明るい色をしています。体側には8〜9本の不明瞭な黄色の縦縞が見られることがあります。特徴的なのは、側線の上、背鰭軟条部の基底付近にある大きな黒い斑点です。この斑点は若魚ではより明瞭ですが、成魚では薄れることもあります。鰭は黄色みを帯びることが多いです。
うろこのタイプ
ctenoid
口の位置
terminal
特徴的な部位
側線の上、背鰭軟条部の基底付近にある大きな黒い斑点(ブラックスポット), 体側の8〜9本の黄色の縦縞(若魚で顕著), やや突出した下顎
背びれ
棘条部と軟条部が連続しており、棘条は10本、軟条は13〜14本です。
尾びれ
わずかに二叉型で、後縁は直線的です。
胸びれ
比較的長く、先端は肛門に達します。
特徴的なひれ
臀鰭は棘条3本、軟条8本です。腹鰭は胸鰭のすぐ下に位置します。

識別のコツ

黒い斑点

側線の上、背鰭軟条部の基底付近にある大きな黒い斑点が最も重要な識別点です。この斑点は他のフエダイ科魚類には見られない特徴です。

体色と縦縞

銀白色から淡い黄色の体色に、8〜9本の黄色の縦縞(特に若魚で顕著)があることを確認します。

鰭の色

鰭が黄色みを帯びていることが多いです。

生息地

水質タイプ
saltwater
生息水深
1-35m
環境
サンゴ礁、岩礁、藻場、マングローブ林、河口域。特に若魚は汽水域やマングローブ林でよく見られます。成魚はより深いサンゴ礁の外縁や岩礁域に生息します。
分布域
インド太平洋の熱帯および亜熱帯海域に広く分布します。東アフリカから紅海、ペルシャ湾、インドネシア、フィリピン、日本南部、オーストラリア北部、サモア諸島まで確認されています。

アクアリウム情報

  • 飼育難易度: intermediate
  • 性格: semi-aggressive
  • 食性: carnivore
  • 最小水槽サイズ: 500L
  • 水温: 24-28°C
  • pH値: 8.1-8.4
  • 硬度: 8-12 dKH
  • 混泳の相性: 大型で攻撃性の低い魚との混泳が可能ですが、小型魚や甲殻類は捕食対象となる可能性があります。
  • 特別な注意点: 十分な遊泳スペースと隠れ家となる岩組みが必要です。肉食性のため、高タンパク質の餌を定期的に与える必要があります。

野生での情報

  • 保全状況: least concern
  • 旬の時期: 特定の漁獲シーズンは地域によって異なりますが、年間を通して漁獲されます。産卵期は地域により異なりますが、一般的に夏から秋にかけて活発になります。
  • 市場価格: 地域や鮮度により変動しますが、一般的に中程度の価格帯です。
  • 商業的重要性: medium
  • 味: 白身で、クセがなく淡白な味わいです。
  • 食感: しっかりとした身質で、加熱しても崩れにくいです。
  • 調理法: 刺身, 塩焼き, 煮付け, フライ, ムニエル
  • 栄養価: 高タンパク質で低脂肪。ビタミンB群やDHA、EPAなどの不飽和脂肪酸を含みます。

重要な事実

汽水域の若魚behavior

ブラックスポットスナッパーの若魚は、マングローブ林や河口域などの汽水域でよく見られ、成長とともにサンゴ礁や岩礁域へ移動します。これは捕食者からの保護と豊富な餌資源を得るためと考えられています。

夜行性の捕食者behavior

主に夜間に活動し、小魚、甲殻類、頭足類などを捕食する肉食魚です。日中は岩陰やサンゴの隙間に隠れていることが多いです。

地域による多様な呼び名interesting

広範囲に分布するため、地域によって様々な地方名で呼ばれています。例えば、オーストラリアでは「Blackspot Sea Perch」や「Flasher Perch」などと呼ばれます。

安全情報

安全
  • 安全レベル: safe
  • 有毒: いいえ
  • 食用性: edible
  • 取り扱いに関する注意: 特に毒性のある棘や腺はありませんが、フエダイ科の魚は口が大きく歯が鋭いため、生きた個体を扱う際には注意が必要です。釣り上げた際には、プライヤーなどを使用してフックを外すことを推奨します。

類似種

イッテンフエダイ

Lutjanus monostigma

イッテンフエダイも体側に黒い斑点を持つが、その斑点は側線上にあり、より小さく、体の中央付近に位置する。また、体色はより黄色みが強く、縦縞は不明瞭である。

ニセクロホシフエダイ

Lutjanus russellii

ニセクロホシフエダイも体側に黒い斑点を持つが、その斑点は側線の下に位置し、より小さく、体の中央付近に位置する。また、体側にはより多くの細い縦縞が見られる。

学名分類

界
動物界
門
脊索動物門
綱
条鰭綱
目
スズキ目
科
フエダイ科
属
フエダイ属
種
Lutjanus fulviflamma

ブラックスポットスナッパーを詳しく見る

どこでも魚を識別

iOS、Android、Webで無料。写真識別、詳しい種の情報などが揃っています。

アプリで開く