写真はありますか?Fishbyアプリで瞬時に魚を識別できます。
アプリを開く説明
Epinephelus undulosus、通称ダークバンデッドグルーパー(ウネリハタ)は、スズキ目ハタ科に属する海水魚です。インド太平洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布し、サンゴ礁や岩礁域に生息します。体色は一般的に灰色から褐色で、体側には特徴的な波状の暗色帯が複数走っています。比較的大型のハタで、食用魚としても知られています。
身体的特徴
- 体形
- elongated
- 体色
- 体色は灰色から褐色で、体側には不規則な波状の暗色帯が5-6本走る。頭部や鰭にも同様の暗色斑が見られることがある。幼魚はより鮮やかな色彩を持つ場合がある。
- うろこのタイプ
- ctenoid
- 口の位置
- terminal
- 特徴的な部位
- 体側の波状の暗色帯, 背鰭棘条部と軟条部の間に深い切れ込みがない, 尾鰭の後縁はわずかに湾入するか、ほぼ直線的
- 背びれ
- 背鰭は11棘条、17-19軟条。棘条部と軟条部の間に深い切れ込みはない。
- 尾びれ
- 尾鰭はわずかに湾入するか、ほぼ直線的。
- 胸びれ
- 胸鰭は比較的短く、丸みを帯びる。
- 特徴的なひれ
- 臀鰭は3棘条、8軟条。腹鰭は1棘条、5軟条。
識別のコツ
体側の模様
体側に走る波状の暗色帯が最も特徴的な識別点です。他のハタ類には見られない独特の模様です。
背鰭の形状
背鰭の棘条部と軟条部の間に深い切れ込みがない点も識別ポイントとなります。
尾鰭の形状
尾鰭の後縁がわずかに湾入するか、ほぼ直線的であることも特徴です。
生息地
- 水質タイプ
- saltwater
- 生息水深
- 水深10mから100m程度。主に20m以深に多い。
- 環境
- サンゴ礁、岩礁域、砂泥底が混在する場所。単独で行動し、岩陰や洞窟に潜むことが多い。
- 分布域
- インド太平洋。東アフリカからポリネシア、北は日本南部、南はオーストラリア北部まで広く分布する。
アクアリウム情報
- 飼育難易度: advanced
- 性格: aggressive
- 食性: carnivore
- 最小水槽サイズ: 1000L
- 水温: 24-28°C
- pH値: 8.1-8.4
- 硬度: 8-12 dKH
- 混泳の相性: 大型で攻撃的な性質を持つため、同種や小型の魚との混泳は避けるべきです。単独飼育か、非常に大型で同程度のサイズの攻撃性の低い魚との混泳が検討されます。
- 特別な注意点: 非常に大型になるため、十分な遊泳スペースと隠れ家となる岩組みが必要です。肉食性のため、生餌や冷凍餌を豊富に与える必要があります。水質悪化に比較的強いですが、大型魚ゆえに水質管理は重要です。
野生での情報
- 保全状況: least concern
- 旬の時期: 特定の漁期がある地域もあるが、年間を通して漁獲される。
- 市場価格: 地域やサイズにより異なるが、比較的高価
- 商業的重要性: medium
- 味: 淡白で上品な白身
- 食感: しっかりとした弾力のある身質
- 調理法: 刺身, 煮付け, 焼き物, 蒸し物, 鍋物
- 栄養価: 高タンパク質、低脂肪。DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸も含まれる。
重要な事実
波状の模様interesting
体側の波状の暗色帯は、他のハタ類と容易に区別できる最も顕著な特徴です。
単独行動behavior
通常、単独で行動し、岩陰や洞窟を隠れ家として利用します。
性転換evolution
多くのハタ類と同様に、雌性先熟の性転換を行うと考えられています。つまり、最初はメスとして成熟し、後にオスに性転換します。
安全情報
取り扱い注意- 安全レベル: caution
- 有毒: いいえ
- 食用性: edible
- 取り扱いに関する注意: 大型の魚であり、口には鋭い歯があるため、取り扱いには注意が必要です。釣獲時や水槽での移動時には、噛まれないように手袋を着用し、魚をしっかりと固定することが重要です。鰭の棘条も鋭利な場合があるため注意が必要です。
類似種
サラサハタ
Epinephelus caeruleopunctatus
サラサハタは体全体に白色の斑点があり、体側の波状帯はありません。体色もより明るい傾向があります。
アカハタ
Epinephelus fasciatus
アカハタは体色が赤みを帯び、体側に不明瞭な横帯が見られることがありますが、ダークバンデッドグルーパーのような明瞭な波状帯はありません。
学名分類
- 界
- 動物界
- 門
- 脊索動物門
- 綱
- 条鰭綱
- 目
- スズキ目
- 科
- ハタ科
- 属
- ハタ属
- 種
- Epinephelus undulosus